ピースサイト 2005年ピースサイト関連企画 2005/04/25 どうなる核軍縮 =NPT再検討会議の行方= 下 被爆地の役割 NGO圧力で合意を 「非常にネガティブ(否定的)な発言が相次いでいるのは確か。でも考えてみれば、前回の再検討会議だって、決して最初から楽観的なムードがあったわけではないですよね」 国連軍縮局アジア太平洋平和軍縮センター所長の石栗勉。一九八七 […] 2005/04/24 どうなる核軍縮 =NPT再検討会議の行方= 中 対立鮮明 厳しい米の方針転換 「前回は、新アジェンダ連合の粘りやNGO(非政府組織)の圧力に加え、国際社会の多くに二十世紀のうちに核の時代にピリオドを打ちたい―という強い思いがあった」 「核兵器廃絶の明確な約束」を含む十三項目の最終合意を土壇場でまと […] 2005/04/23 どうなる核軍縮 =NPT再検討会議の行方= 上 厳しい予測 米強硬姿勢に歯がゆさ 世界の核管理と核軍縮の在り方を検証、議論する「核拡散防止条約(NPT)再検討会議」が五月二日、米・ニューヨークの国連本部で開幕する。二〇〇〇年の前回は、非核保有国の結束が「保有核兵器の完全廃棄を達成する明確な約束」を結実 […] 2005/04/19 戦争の記憶 2 針尾無線塔 開戦も終戦も伝えた 終戦後、村上年さん(68)=東京都在住=は、大陸から佐世保港の浦頭に向かう引き揚げ船の上で三本の巨塔を眺めた。旧逓信省技官だった父が隣で目頭をぬぐっていた。「父は塔の設計管理にかかわったので感慨深かったのだろう。たる詰め […] 2005/04/19 届けナガサキの声 =NPT再検討会議を前に= 5(完) 伊藤一長さん 「力の解決」通用しない 「二〇〇〇年の約束は…、忘れ去られておるのではありませんか」 昨年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会。伊藤一長・長崎市長(59)は、国際NGO「平和市長会議」の副会長として演説した。緊張か、核軍縮の進まぬ世界 […] 2005/04/18 届けナガサキの声 =NPT再検討会議を前に= 4 野崎敬子さん 「核廃絶 信じている」 「核兵器はなくせる、って信じています」。野崎敬子さん(44)は、あの時の「熱気」に思いをはせる。 爆心地に近い被爆校、山里小で学んだ。地球温暖化や食の安全など、環境問題を考える市民グループ「ながさき『地球村』」で活動して […] 2005/04/17 届けナガサキの声 =NPT再検討会議を前に= 3 一ノ瀬仁美さん 手探り、でも「伝えたい」 「署名をお願いします」 長崎原爆の日を控えた昨年八月七日、原水禁大会が開かれていた長崎ブリックホールのロビー。慌ただしく行き交う参加者らに向かい、核兵器廃絶を訴える高校生一万人署名活動実行委の明るい声が響いた。 そのそば […] 2005/04/16 届けナガサキの声 =NPT再検討会議を前に= 2 奥村英二さん 原子雲の下の真実を 「これが飛行機の進歩の到達点だ―と言わんばかりに、原子雲の写真が飾られていたんです」 長崎の市民団体「核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会」の代表団(十人)で団長を務める奥村英二さん(66)=元長崎地区労議長=。米国を訪 […] 2005/04/15 届けナガサキの声 =NPT再検討会議を前に= 1 谷口稜曄さん 核で人類は守れない 「この写真は私です。原爆の呪(のろ)われた傷あとがある私から、どうか目をそらさないで」 昨年四月二十六日、ニューヨークの国連本部地下会議室。谷口稜曄さん(76)=長崎原爆被災者協議会副会長=は、背中が真っ赤に焼けた少年の […] 2005/04/05 戦争の記憶 1 長崎空襲 原爆前5回 死傷者982人 戦後六十年たっても悲惨な体験が消え去ることはない。証言する遺構も残る。県内の「戦争の記憶」を地方版で随時掲載する。 一九四四年八月十日深夜から十一日未明。長崎市は初めて米軍の爆撃を受けた。当時飽之浦国民学校二年だった森口 […] 前のページへ<678910次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ