ピースサイト 2005年ピースサイト関連企画 2005/07/11 平和の石碑 =ストーン・ウオーク同行記= 5(完) 希 望 前川智子さん 長崎実行委代表 ◆ 迷う背中 学生に押され ストーン・ウオークの県内行程(二―五日)を終えた翌六日、講師を務める長崎大の教室に入った前川智子さん(長崎市御船蔵町)を、学生らの大きな拍手が出迎えた。県内行程の支援の先頭に立ち、教え子たちの協力で果たすことができた充実 […] 2005/07/10 平和の石碑 =ストーン・ウオーク同行記= 4 前 へ 山本勝美さん、文代さん 一般参加者 ◆ 戦死した父の痛み重ね 東彼東彼杵町の約十二キロを移動した県内最終日の五日の昼食。佐賀県境へ向かう心臓破りの約五キロの峠道を前に、コンビニのおにぎりとぼたもちをほお張る夫婦がいた。北松江迎町から参加した団体職員の山本勝美さん(65)と文代さん( […] 2005/07/09 原爆を歩く =碑巡り案内= 5 原子爆弾殉難死者之霊 (長崎市川口町、1946年8月9日建立) ◆ 身元不明の犠牲者悼む 路面電車が行き交う長崎市川口町の線路そば。高架橋に隠れるように、石碑がひっそりと立っている。「原子爆弾殉難死者之霊」と刻まれた慰霊碑(高さ約二メートル)だ。 「焼け落ちた家屋や瓦礫(がれき)の下から遺体の収集、発掘が続け […] 2005/07/09 平和の石碑 =ストーン・ウオーク同行記= 3 決 意 アンドレア・ルブランさん 米同時テロ被害者遺族 ◆ 「R」の文字に願い込め 「わたしは母であり、祖母でもある。子や孫のために平和な世界を築く責任があると思う」―。三日夜。大村市陰平町の佛舎利塔本堂であった、ストーン・ウオークのメンバーと市民の交流会。アンドレア・ルブランさん(61)=米ニューハン […] 2005/07/08 原爆を歩く =碑巡り案内= 4 電鉄原爆殉難者 (長崎市平野町、1987年4月建立) ◆ 「少女車掌」も犠牲に 爆心地公園(長崎市松山町)の近く。市内を運行する路面電車が見える国道沿いに、被爆した電車の車輪やレール、ホームの縁石などで造られた慰霊碑がひっそりたたずむ。 「電鉄原爆殉難者」の碑は、長崎電気軌道のOBらでつくる「長崎電 […] 2005/07/08 平和の石碑 =ストーン・ウオーク同行記= 2 苦 難 吉田 勲さん 被爆者◆ 若者の笑顔励みに奔走 「出発します。はいレッツゴー」―。ストーン・ウオーク二日目を迎えた三日朝、恰幅(かっぷく)のいい男性の大きな掛け声で、荷車はゆっくり動き始めた。被爆者の吉田勲さん(64)=長崎市古賀町=。実行委の一員として、計画当初から […] 2005/07/07 原爆を歩く =碑巡り案内= 3 慈悲の聖母 (長崎市文教町、1949年5月30日建立) ◆ 女学生慰めるマリア像 緑の木立に囲まれた純心女子高(長崎市文教町)の正門を通り抜けると、純白のマリア像が頂上にそびえる慰霊塔が見えてくる。 「慈悲の聖母」―。学徒動員先の工場で原爆に遭った同校の前身、純心高等女学校の生徒、職員二百十四人の遺骨 […] 2005/07/07 平和の石碑 =ストーン・ウオーク同行記= 1 出 発 近藤伊織さん 大学生◆ 多くの力でやり遂げる 米中枢同時テロ犠牲者の遺族らが、原爆や戦争の犠牲者を悼む石碑を荷車に載せ、長崎市から一カ月間かけて広島市に運ぶ「ストーン・ウオーク」が二日、スタートした。平和への願いを共有しようと、長崎実行委(前川智子代表)の大学生や被 […] 2005/07/06 原爆を歩く =碑巡り案内= 2 嘉代子桜の碑 (長崎市城山町、建立1966年7月) ◆ 母の祈り 苗木に託す 「嘉代子桜」は、原爆で約千四百人の児童らが犠牲となった長崎市城山町の市立城山小(当時は城山国民学校)の校庭東側の一角にある。 県立高等女学校の四年生だった林嘉代子さん=当時(15)=は、学徒報国隊員として同校で勤務中に被 […] 2005/07/05 原爆を歩く =碑巡り案内= 1 未来を生きる子ら (長崎市平野町、1996年4月建立) ◆ 娘失った母の悲しみ 長崎原爆資料館(長崎市平野町)の屋上庭園。太陽の光を浴びながら、二人の少女が振り袖のたもとを大きく膨らませている。 「未来を生きる子ら」(高さ二・四メートル、ブロンズ製)。「振り袖の少女像」として親しまれている像には、原 […] 前のページへ<45678次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ