ピースサイト 2005年ピースサイト関連企画 2005/07/20 届け世界へ =被爆ノート英訳プロジェクト= 5(完) 協力の輪 熱意に支えられて拡大 四月初め、被爆体験記の最初の英訳作業を終えた佐世保市立福石中の英語クラブは、英訳プロジェクトに引き続き参加する意向を長崎新聞社に伝えてきた。「次の体験記をお願いします」。生徒たちの声が弾んだ。 やり遂げる自信 春までの中 […] 2005/07/19 届け世界へ =被爆ノート英訳プロジェクト= 4 伝える形 若い世代が切り開く 「伝えられない思いを代わりに伝えてくれて、ありがとうね」 被爆者の松尾幸子さん(71)=長崎市本原町=は四月一日、自身の被爆体験記の英訳を完成させた活水高平和学習部の生徒たちへのお礼の言葉を、こう切り出した。 うれしい申 […] 2005/07/18 届け世界へ =被爆ノート英訳プロジェクト= 3 不可能への挑戦 言葉の裏側 心を表現 「ピカッ ドーン」 松尾幸子さん(71)の被爆体験記を英訳していた活水高の平和学習部の生徒たちは、原爆投下の瞬間の片仮名表記をどのように訳せばいいのか、頭を抱えた。 瞬間をイメージ 原爆の恐ろしさを端的に伝え、ずっと語り […] 2005/07/17 届け世界へ =被爆ノート英訳プロジェクト= 2 行間の思い 直接聞いて背景学ぶ 二月中旬、英訳に取り組む活水高(長崎市宝栄町)の平和学習部は、被爆体験記の当事者である松尾幸子さん(71)=同市本原町=を放課後の教室に招いた。原爆投下当時の状況や心境を聞き取るためだった。 松尾さんは快く学校まで足を運 […] 2005/07/16 届け世界へ =被爆ノート英訳プロジェクト= 1 遠い存在 原爆知るきっかけに 「英訳プロジェクトに参加を希望します」 被爆六十年が明けたばかりのある日、長崎新聞社に一通の電子メールが届いた。長崎市の北約七十キロ、佐世保市立福石中の小宮昭子教諭(英語担当)からだった。 取り組ませたい 「被爆体験に触 […] 2005/07/16 原爆を歩く =碑巡り案内= 10(完) 長崎を最後の被爆地とする誓いの火 (長崎市平野町、1987年8月9日建立) ◆ 核廃絶まで燃え続ける 長崎市の爆心地公園と長崎原爆資料館を結ぶ階段の途中に立つ五角形の白い灯火台。毎月九日、オリンピック発祥の地、ギリシャ・オリンピアの丘で採火された「聖火」がともる。 古代、五輪開催中はすべての戦闘が中止された―との故事から […] 2005/07/15 原爆を歩く =碑巡り案内= 9 外国人戦争犠牲者追悼 核廃絶人類不戦 (長崎市平野町、1981年12月8日建立) ◆ 強制連行などの事実語る 爆心地公園(長崎市松山町)から川を隔てた木立の下に立つ、赤れんがで縁取られたアーチ形の碑。太平洋戦争が始まった十二月八日と終結した八月十五日に毎年、不戦の集いが開かれている。 「外国人戦争犠牲者追悼 核廃絶人類不戦」(高 […] 2005/07/14 原爆を歩く =碑巡り案内= 8 長崎拘置支所の「平和祈念像」 (長崎市白鳥町、1959年6月建立) ◆ 受刑者や職員らを悼む 「右手は原爆を示し、左手は平和を祈る」―。被爆地長崎の象徴として、多くの観光客が目にする平和公園(長崎市松山町)の平和祈念像。だが、同市白鳥町の長崎拘置支所に、高さ三十センチ足らずの平和祈念像がひっそりたたずみ、原爆犠牲 […] 2005/07/13 原爆を歩く =碑巡り案内= 7 第十一医療隊救護所跡 (長崎市川平町、1992年12月建立) ◆ 故永井博士の活動拠点 長崎市立川平小の近く。小道に入り、緑で囲まれた山道を抜けるとすぐに「第十一医療隊救護所跡」の記念碑が見える。 被爆後三日間、長崎医科大付属医院で救護活動に当たっていた故永井隆博士率いる長崎医科大第十一医療隊(物理的療法科 […] 2005/07/12 原爆を歩く =碑巡り案内= 6 原爆犠牲者慰霊碑 (長崎市坂本1丁目、1957年8月9日建立) ◆ 未来奪われた医学生ら 長崎大医学部構内の雑木林は、かつて虞美人草(ぐびじんそう)が咲いたことから、「グビロが丘」と呼ばれる。赤れんがの「ポンペ会館」裏から、石段をつづら折りに上ると、草花が風に揺れる平らな頂に着く。その奥に慰霊碑(高さ約五メー […] 前のページへ<34567次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ