ピースサイト 2005年ピースサイト関連企画 2005/09/25 壁は崩せるか =崔訴訟高裁判決へ= 下 遺族の願い すべての被爆者救済を 「五十歳の若さで松葉杖(づえ)に頼らなければ道を歩けない。韓国の医者では治療できない。貧しさに追いまくられて、どうすることもできません。日本には原爆被害者を救う法律があって、すべての人が恩恵に預かれると聞いています」(「 […] 2005/09/24 壁は崩せるか =崔訴訟高裁判決へ= 中 韓国の被爆者 やっと動き出した援護 「この近くに住んでいるのに、寝たきりで会場に来ることができない人がいるんですよ」 昨年十月、県と長崎市による健康相談が実施された韓国中部の平澤市。周囲に黄金色の田畑が広がる会場を訪れた郭貴勲さん(81)が、まゆをひそめて […] 2005/09/23 壁は崩せるか =崔訴訟高裁判決へ= 上 被告 長崎市 苦渋の決断で“悪役に” 被爆者援護法に基づく健康管理手当と葬祭料の支給をめぐる二件の在韓被爆者訴訟、いわゆる崔(チェ)さん訴訟の控訴審判決が二十六日、福岡高裁で言い渡される。一審の長崎地裁は、最大の争点だった「来日要件」の不当性を明快に断じ原告 […] 2005/09/20 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 7(完) 新たな使命 全国に“平和の種”まく 「毎年行くたびに、私たちを迎える会議室が広くなるんですよ」 八月十八日、高校生平和大使の旅に同行した被爆者の川副忠子さん(61)は、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)の一室に入った後、こうつぶやいた。今年で三回目の訪問。 […] 2005/09/19 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 6 新しい形 行動の広がり世界に示す 九万人超の「高校生一万人署名」を国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に提出した八月十八日夜、高校生平和大使たちは宿泊先の一室に集まった。被爆地以外の都道府県から初めて平和大使に選ばれた小檜山なつ子さん(18)=神奈川・フェ […] 2005/09/18 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 5 国連欧州本部 届けた名簿に熱い“返事” 八月十八日。スイス・ジュネーブの空は青く晴れ渡っていた。国際機関の建物が立ち並ぶ一角にある国連欧州本部の前。国連加盟各国の色鮮やかな国旗が風に揺れていた。 五人の高校生平和大使が長崎から持参した署名用紙を抱え、緊張した表 […] 2005/09/17 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 4 確かな成長 受け継がれた“心”のたすき 「誰のものでもない、皆さんの活動なのですから」 七月末、長崎市内のある会議室。高校生一万人署名活動実行委のメンバーに、小学校教諭で支援者の平野伸人さん(58)は突き放したような調子でそう言った。 既に目標に掲げた六万人の […] 2005/09/16 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 3 全国から、世界へ 言葉や意識の違い超え 署名数が伸び悩んだ冬から初夏までの苦しい時期は、「高校生一万人署名活動実行委」のメンバーたちにとって、”種まき”の時期でもあった。 愛知万博(愛・地球博)の開幕イベント参加、長崎を訪れた修学旅行生との交流会、沖縄の高校生 […] 2005/09/15 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 2 握り返した手 秋月さんの気持ち確信 梅雨が終わりに近づき、赤紫のアジサイの花が激しい雨に打たれた七月初めのある日。今年の「高校生平和大使」の四人が、爆心地を望む小高い丘にある病院の一室にいた。 その部屋には、被爆者救護に尽くした医師で、長崎の平和運動のリー […] 2005/09/14 未来を託して =高校生一万人署名の軌跡= 1 目標6万人 はるか遠くへの道始まる 核兵器廃絶を求める被爆地長崎の声を世界に届ける「高校生一万人署名活動」。被爆六十年の今夏、目標を上回る九万人もの署名が寄せられ、「高校生平和大使」が八月末、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に膨大な署名簿を届けた。核兵器 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ