ピースサイト 2003年ピースサイト関連企画 2003/06/28 女たちの佐世保空襲 =私の6・31= 下 具体的情報 何一つなく 西尾房子さん(76) 佐世保市山手町 馬郡 薫さん(75) 同市藤原町 県立佐世保高等女学校を一九四四(昭和十九)年に卒業した私と馬郡さんは、学校の推薦で佐世保海軍警備隊第一三分隊の女性雇員となり、同年四月入隊。佐世保海軍鎮守府内の巨大な地下ごうの中にあった防空指揮所で終戦まで空襲の際の情報 […] 2003/06/27 女たちの佐世保空襲 =私の6・30= 中 慰霊祭開き めい福祈る 初瀬蔦枝さん(76) 佐世保市権常寺町 佐世保市立成徳高等女学校を卒業後、一九四三(昭和十八)年から佐世保海軍鎮守府の文庫に勤めた。 当時は現在の佐世保北高の下の八幡町に両親と住んでいた。空襲当日は雨が降っていたことから、こんな日に空襲はないだろうと早めに床に […] 2003/06/26 女たちの佐世保空襲 =私の6・29= 上 いとこの胸に爆弾破片 宮脇明子さん(77) 佐世保市長尾町 終戦直前の一九四五(昭和二十)年六月二十八日深夜から二十九日未明にかけて、千人を超す犠牲者を出した佐世保空襲。あれから五十八年。今、空襲の実相と戦争の悲惨さ、平和の尊さを次代に伝えようと、証言や語り部活動が広がりを見せて […] 2003/03/12 この声を聞いて =在韓被爆者リポート= 5(完) 「手帳も手当も生きるから来た」 先行する民間支援 「今まで手帳を持っていても、日本を出ると紙切れになった。だから、手当の受給資格を取らなかった。今度は違う。日本を出ても(被爆者健康)手帳も手当も生きるから来た」 三月初め、長崎市に健康管理手当の受給資格を申請した韓国人被 […] 2003/03/11 この声を聞いて =在韓被爆者リポート= 4 「年老いた被爆者が被爆者の世話」 請求事務や渡日手配 「年老いた被爆者が被爆者の世話をしている」。韓国原爆被害者協会釜山支部の車貞述(チャジョンスル)支部長(73)は、韓国内の状況をこう語る。 電話鳴りっぱなし 昨年末の健康管理手当支給方針を受け、支部を兼ねた車さん宅の電話 […] 2003/03/09 この声を聞いて =在韓被爆者リポート= 3 「この体で長生きしても、つらいだけ」 重い病状 厳しい来日 釜山市内のアパート。日も差さない四畳半ほどの一室で、広島で被爆した金潤祚(キムジュンソ)さん(75)は腰にコルセットを着け、横になっていた。ベッドはなく、床の上に薄い布団が敷かれているだけだ。 「金さん、(健康管理)手当 […] 2003/03/08 この声を聞いて =在韓被爆者リポート= 2 「生きている間に支給されるのか」 国の説明なく混乱 今月一日、韓国・釜山市内にある韓国原爆被害者協会釜山支部長、車貞述(チャジョンスル)さん(73)の自宅。ここを支援活動に取り組む平野伸人さん(56)が訪れた。同じく釜山市に住む被爆者、李康寧(イカンニョン)さん(75)の […] 2003/03/07 この声を聞いて =在韓被爆者リポート= 1 「どうやって日本に来いというのか」 困難極める被爆の証明 在外被爆者の援護問題は、韓国人被爆者が起こした裁判で健康管理手当の支給を命じる判決が相次ぎ、司法では救済の流れが確定的になった。日本政府も昨年末、手当に関しては支給する方針に転じたが、具体策はまだ見えない。「日本と同じ援 […] 2003/02/09 援護に国境なし =李康寧さん控訴審勝訴= 下 残る課題 法の下、完全な平等を 「終着駅」なき闘い 広島で被爆した鄭台植(チョンテイシク)さん(61)=韓国原爆被害者協会副会長=は、李康寧(イカンニョン)さんの福岡高裁判決を前に五日、戦後初めて日本の土を踏んだ。李さんの支援とともに、被爆者健康手帳を申請するためだ。 両 […] 2003/02/08 援護に国境なし =李康寧さん控訴審勝訴= 上 争点なき判決 在外全体の道開くため 係争中裁判「時効の壁」 「郭裁判の駄目押しですね」―。七日の福岡高裁判決直後、李康寧・広瀬方人裁判を支援する会の高實康稔共同代表は、笑みを見せた。 「争点なき判決」。昨年末、韓国人被爆者の郭貴勲さんの大阪高裁勝訴で、出国後における手当支給の是非 […] 前のページへ<1234 ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ