ピースサイト 2002年ピースサイト関連企画 2002/07/28 平和へのメロディー 6(完) 純心女子高校 平和祈念式典で歌う 千羽鶴 夢と希望 虹色に祈る 緋(ひ)、白、赤、紫、黄、青、緑、藍(あい)、桃色。 普段、何気なく見ていた色だった。この曲に出合うまでは。 「大島ミチルさんの作った曲が好きで好きで、たまらなく大好きで…」 純心女子高校一年の高木麻帆さん(15)は「千 […] 2002/07/27 平和へのメロディー 5 長崎市立山里小学校 あの子 永井博士の願い胸に ♪ああ あの子が生きていたならば このフレーズは「あの子」の中で三番まで繰り返される。 「永井隆博士はこの後、何を言いたかったんだろうね」。山里小学校三年三組の音楽の授業。担任の峯教子教諭(30)の質問に、クラスのみんな […] 2002/07/26 絵は語る =『あの日』見たナガサキ= 3 高嶋進さん(71) (長崎市鍛冶屋町) この世ではなかった 爆心地から約三キロ離れた長崎市八坂町(現在の鍛冶屋町)の自宅軒下で被爆した。 ものすごい閃光(せんこう)と爆発音で、好天の白昼というのに一瞬暗闇になり、部屋の奥に逃げ込んだ。母の呼ぶ声でわれに返り、防空ごうに向かった。 […] 2002/07/26 平和へのメロディー 4 迎香織さん(23) バスガイド 長崎の鐘 自分の中に鳴り響く 観光バスの車内は静まり返った。 長崎市坂本一丁目の山王神社の被爆鳥居を過ぎた辺りで、長崎自動車のバスガイド六年目、迎香織さんは、自ら被爆しながら救護活動に尽くした故永井隆博士の著書「この子を残して」の一節を朗読し、歌い始 […] 2002/07/25 絵は語る =『あの日』見たナガサキ= 2 高木忠孝さん(72) (長崎市牧島町) 投下直後の不思議な光 「ピカッて光ったとです」。高木さんは当時十六歳。西彼戸石村の金比羅山山頂で、敵の航空機の襲来を監視する監視隊員として働いていた。 あの日は午前十時半すぎにB29の襲来を確認。間もなく虹のような不思議な光を見て、耳を裂くよ […] 2002/07/25 平和へのメロディー 3 園田鉄美さん(50) 県職員 構成組曲「平和の旅へ」 被爆者の心の叫び 「病気で語り部活動ができないときや、遠くて行けない所でも、この歌が私の代わりに証言をしてくれます」 渡辺千恵子さんは、曲の完成をとても喜んだ。一九八五年、被爆四十周年だった。 園田鉄美さんは、作詞、作曲する県庁マン。恋愛 […] 2002/07/24 絵は語る =『あの日』見たナガサキ= 1 川口和男さん(73)(長崎市銭座町) 「惨状記録」へスケッチ NHK長崎放送局、長崎市、長崎新聞社などが、被爆体験を風化させず市民が平和に思いをめぐらすきっかけに、と三十一日まで募集している「被爆者が描く『原爆の絵』」に、全国の六十人から計百五十八点が寄せられた(二十二日現在)。作 […] 2002/07/24 平和へのメロディー 2 退職女性教職員県連絡協議会 青い空は 黒い雨でなく青空を 「反核9の日」座り込み。被爆者たちが長崎市の平和祈念像前に集まって、黙々と粘り強く座る。 今月九日、退職女性教職員県連絡協議会の彼女たちも、いつものように集まり、腰を下ろした。 一年前から「青い空は」(小森香子作詞、大西 […] 2002/07/23 平和へのメロディー 1 寺井一通さん(53) シャンソン歌手 浦 上 繰り返さぬように ” みなさんは心に残るメロディーがありますか。忘れられない歌詞がありますか―長崎原爆の「あの日」から五十七年。街にはクラシック音楽や歌謡曲などがあふれている。長崎を舞台に生まれた歌も数多い。そして、被爆地に足 […] 2002/07/10 認定行政を問う =原爆症 集団申請へ= 5(完) 全国運動 「国は原点に返るべき」 「被爆者にはもう時間がない。運動は集団申請と訴訟という手段には限定しない。厚生労働省に行き、直接交渉でもねじ込んでいく」。長崎被災協の山田拓民事務局長は、運動の進め方についてこう話す。 日本被団協が集団訴訟まで見越した運 […] 前のページへ<12345次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ