ピースサイト 2001年ピースサイト関連企画 2001/08/09 被爆地の思い抱いて =高校生2万人署名から= 6(完) 結 実 「平和活動には忍耐必要」 「長崎に生まれたあなたには平和活動を継承していく使命がある」 「高校生一万人署名」実行委員会のメンバーで、今年の第四回高校生平和大使に選ばれた堤千佐子(18)=長崎東高校三年=は、母親にこう言われて育った。 ◇ 昨年五月 […] 2001/08/08 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= 5 格 差 初めて聞いた体験談 「高校生一万人署名」実行委員会による署名活動は、長崎市だけでなく佐世保、諫早、大村各市や離島にも呼び掛けの場を広げて行われた。しかし、メンバーは「長崎市に比べて“よそ”は反応が鈍い」との感想をよく口にした。 北松生月町出 […] 2001/08/08 被爆地域拡大の行方 =決断を迫る長崎= 6(完) 広島も見ている 健診特例地域の拡大を 「この町で黒い雨が降ったのは事実。ところが、その狭い町内を流れる川で指定と未指定を分けてしまった」 広島市の北西に接する佐伯郡湯来町は、市中心部からバスで一時間余りかかる温泉地。広島の被爆地域拡大を求める同町「黒い雨の会 […] 2001/08/07 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= 4 変 化 「最初の目的はテレビ」 「最初はテレビに映ることが目的だった」 鳥巣智行(18)=長崎西高校三年=は屈託のない笑顔で参加の動機を話した。しかし、マスコミの注目を集めるのは活動の呼び掛け人である石司真由美(17)と宮原司優子(17)の二人。コメン […] 2001/08/07 被爆地域拡大の行方 =決断を迫る長崎= 5 キーパーソン 首相、厚労相の真意注視 「代わらないでくれれば…と思って見ていた」。国民的注目のなか四月に誕生した小泉政権。その組閣の日を長崎市幹部が振り返る。坂口力厚労相の留任を、被爆地域拡大を求める長崎関係者の多くが歓迎した。「原爆問題への理解度は何といっ […] 2001/08/06 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= 3 継 承 「自分がやらなきゃだめ」 「一人だからって、できないことはない」。一学期の終業式を前に、丸尾有香(15)=長崎明誠高一年=は学校側に「八月九日の登校日に校門前で署名活動をさせてほしい」と申し出た。丸尾は同校からただ一人の「高校生一万人署名」実行委 […] 2001/08/06 被爆地域拡大の行方 =決断を迫る長崎= 4 政治判断 ボールは国に投げられた 参院選当日の先月二十九日夜。長崎選挙区で再選を果たした田浦直氏の長崎市内の事務所。「小泉改革を全力で支えたい」。田浦氏の言葉に支持者たちがわいた。 今年一月、厚生労働省で大臣、副大臣に次ぐ政治家ポストの政務官に就任。同省 […] 2001/08/05 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= 2 行 動 身近にあった「きっかけ」 「高校生一万人署名」実行委員会のメンバーは署名活動だけでなく、長崎の平和団体などが六月に開いた「ながさき平和大集会」など反核平和に関するさまざまな行事に、積極的に参加。「これまでにない高校生の動き」として被爆地の注目と期 […] 2001/08/05 被爆地域拡大の行方 =決断を迫る長崎= 3 転 機 思いもよらぬ首相発言 「未指定地域にも健康不安などの問題がある以上、国として考えていくことが大切」。昨年八月九日、平和祈念式典に出席後、長崎市内で記者会見した森喜朗首相(当時)の言葉に、だれもが驚いた。長崎側が被爆地域拡大を求め東京で展開した […] 2001/08/04 被爆地の思い抱いて =高校生1万人署名から= 1 涙 まず自分が変わらなきゃ 被爆地長崎の高校生が取り組んでいる「高校生一万人署名」活動は七月、目標の一万人を達成した。「核兵器廃絶を自らの手で実現しよう」と集った実行委員会の主体的取り組みに、次世代への継承を願う大人たちの期待は大きい。活動を貫いた […] 前のページへ<1234次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ