ピースサイト 2001年ピースサイト関連企画 2001/12/29 どこにいても被爆者 =李康寧裁判勝訴= 下 国の判断 「まだ終わりではない」 「二度続けての司法判断を真剣に受け止めるべき」。判決翌日の二十七日、原告の李康寧さん(74)をはじめ支援者らが東京の厚生労働省などを訪れ、国に「控訴断念」を詰め寄った。 先に大阪地裁で勝訴した同様の韓国人被爆者、郭貴勲さ […] 2001/12/28 どこにいても被爆者 =李康寧裁判勝訴= 上 2戦2勝 「司法の流れ固まった」 「七十四年で一番価値のある一日だった。支援者の皆さんと喜びを分かち合いたい。国が控訴を断念するよう気を引き締めたい」―。同日夜、長崎市内で開かれた判決の報告集会。支援者らを前に李さんは紅潮した顔で勝訴をかみしめた。 原告 […] 2001/12/13 隔てられた援護 =在外被爆者と呼ばれて= 下 閉塞状況に差す光 司法、国の「違憲性」指摘 李裁判 援護法適用どう判断 海外では一九六五年、米国で「原爆友の会」(現・米国原爆被爆者協会)が結成されたのに続き、六七年に韓国で、八四年にはブラジルでそれぞれ被爆者組織が発足。日本の市民団体と手を取り合い、「国内の被爆 […] 2001/12/12 隔てられた援護 =在外被爆者と呼ばれて= 中 評価と不満と 提言と「悲願」になお溝 早急な対応迫られる国 被爆者援護法が在外被爆者に適用されていない問題で、十日開かれた厚生労働省の検討会最終会合。坂口厚労相も八月の初会合以来、姿を見せ、医療や法律の専門家ら各委員の「個人的提言」に耳を傾けた。 退室するま […] 2001/12/11 隔てられた援護 =在外被爆者と呼ばれて= 上 判決迫る李訴訟 「なぜ差別されるのか」 在外被爆者に被爆者援護法が適用されていない問題は、厚生労働省の検討会が十日、報告書を取りまとめたことでヤマ場を迎えた。戦後半世紀以上が過ぎた今、在外被爆者に真の救済の手は差し伸べられるのか。報告書の内容や検討会での議論な […] 2001/09/07 託された「宿題」 =高校生平和大使の報告= 5(完) 交 流 「違い」を認め理解し合う 八月二十七日、高校生平和大使一行を迎え、オランダ・アムステルフェーン市が開いた特別議会。平和についてスピーチした現地の若者四人のうち、高校生のステラ・バッカース(16)は、こう発言した。 「罪のない人の上に原爆が落とされ […] 2001/09/06 託された「宿題」 =高校生平和大使の報告= 4 加害責任の直視 世界との連帯に不可欠 「過去を振り返ることが大切だと思った。碑が持つ意味をすごく考えさせられた」 親善交流のため、八月二十七日訪れたオランダ・アムステルフェーン市にある、第二次世界大戦中、日本占領下のインドネシアで犠牲となった人々を慰霊した「 […] 2001/09/05 託された「宿題」 =高校生平和大使の報告= 3 平和を阻むもの アンネの家で戦争実感 高校生平和大使の三人はスイス、オランダで戦争や平和に関するさまざまな博物館を訪れた。そして、第二次世界大戦が残した傷跡は広島、長崎の原爆被爆にとどまらないことや、今も世界を覆う「平和でない状態」の存在を痛感した。 八月二 […] 2001/09/04 託された「宿題」 =高校生平和大使の報告= 2 訴えの拡大 世界に向けた発信を 「あなたたちは(核兵器廃絶を求める)『世界のシンボル』。私たちを助けてほしい」 エンリケ・ロマン・モレー国連軍縮局ジュネーブ部長が、国連欧州本部を訪れた三人の高校生平和大使との会見の中で求めたのは「核兵器廃絶への決断」に […] 2001/09/03 託された「宿題」 =高校生平和大使の報告= 1 未来への決断 英語スピーチに達成感 「スピーチを聞きながら、目を潤ませていたんです」 八月二十四日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部の一室。エンリケ・ロマン・モレー国連軍縮局ジュネーブ部長を前に、英語でスピーチした高校生平和大使の一人、堤千佐子(長崎東高三 […] 1234次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ