ピースサイト 2000年ピースサイト関連企画 2000/08/14 戦争を語る まちの資料館 4(完) 平和祈念館天望庵 悔悟の先に理想求め 爆撃で廃虚と化した佐世保市街地の写真、弾痕生々しい鉄かぶと、反戦映画のポスター、核の配備状況を示す世界地図。戦前戦後を問わず、戦争に関する多彩な資料を展示している。 「敵弾を受けて死んだ兵士の形見を戦友が持ち帰ったもので […] 2000/08/13 戦争を語る まちの資料館 3 浦頭引揚記念資料館 130万人が帰国の第一歩 終戦直後、東彼崎針尾村浦頭(現・佐世保市針尾北町)にあった佐世保引揚援護局検疫所の跡地を見下ろす丘に「浦頭引揚記念資料館」はある。一九四五年十月から四年半の間に約百三十万人の軍人、民間人が旧満州、中国、朝鮮半島、東南 […] 2000/08/12 戦争を語る まちの資料館 2 岡まさはる記念長崎平和資料館 観光客でにぎわう長崎市の二十六聖人記念館。「岡まさはる記念長崎平和資料館」は、そこからわずか百メートルのところにひっそりと建つ。観光パンフレットには載らない戦争資料館―。 右手に軍刀、左手に切り取った生首をぶら下げた日本 […] 2000/08/11 戦争を語る まちの資料館 1 少国民資料館 戦前の世代に怒り込め 五十五回目の終戦の日がやってくる。戦争の世紀が終わろうとしている。「戦前」が遠ざかり、戦争が風化するなか、当時を伝え、平和を願う小さな発信地になろうと、いまなお語り続ける街の資料館がある。繰り返された空襲、アジアに侵略し […] 2000/08/09 暮らしの中の原爆遺構 6(完) 傾いた門柱=長崎市清水町・爆心地から1.3キロ= ずれた石垣も当時のまま 長崎市清水町の照円寺の参道から数分歩いた、高い木々がうっそうと茂る森のそばにある一軒の家。高さ一メートル、三十センチ四方のその家の門柱は右側と後ろにそれぞれ五センチずつ傾き、そこにつながる石垣はあちこちがずれている。 「 […] 2000/08/08 暮らしの中の原爆遺構 5 耐えた ツバキ=長崎市石神町・爆心地から1.8キロ=はげ落ちた幹の皮 本原通りに面した閑静な住宅地への入り口。井手耕作さん(68)宅の約三百三十平方メートルの庭にはカシやクスノキなど約五十本の樹木が並ぶ。 その片隅にある高さ約三メートルの八重ツバキは、まるで大やけどを負ったように、直径三十 […] 2000/08/07 21世紀を生きる人へ = 被爆者からの伝言 = 11(完) 滝川セキさん(77)=長崎市城山町=平和運動を受け継いで 「反核・平和の訴えを受け継いでくれる人は、いつかいなくなるのかもしれない」。そんな不安を感じている。 若い人はどうしたら目を向けてくれるだろうか。「みんな仕事もあるだろうし、考え方も違う。無理強いはできない」。どうすれば […] 2000/08/07 暮らしの中の原爆遺構 4 深崇寺・傾いた本堂 =長崎市寺町・爆心地から3.4キロ= 天井も崩れ落ちた 寺院が立ち並ぶ長崎市の寺町。その一画に約四百年の歴史を持つ深崇寺がある。寺町通りから石段を上り境内に入ると、原爆投下の影響で後方に傾いた本堂が見えてくる。 本堂は当時、長崎市内の三菱兵器工場の工員の寮だった。県立長崎中学 […] 2000/08/06 21世紀を生きる人へ = 被爆者からの伝言 = 10 坂本フミエさん(69)=西彼香焼町=国に責任認めさせたい 三十数年前、「人に誘われ、見物気分で」参加した3・1ビキニデーの集会。そこで、重病に苦しむ被爆二世の少女に出会った。「原爆は、あとから生まれた子供にも、孫にも降りかかる。苦しむのは被爆した自分だけではない」。衝撃を受けた […] 2000/08/06 暮らしの中の原爆遺構 3 山口酢醸造元・裂けた梁 =長崎市新大工町・爆心地から3.0キロ= 爆風耐えた“生き証人” 諏訪神社方面から新大工町商店街に入り、約五十メートル歩くと左手に山口酢醸造元がある。一九三四年に建てられた二階建て店舗兼住居の側面はれんが造り。表の売り場を抜けて、裏の蔵に入ると酢のにおいが漂ってくる。その二階には原爆の […] 123次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ